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<<   作成日時 : 2008/06/19 00:40   >>

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 今日不意にスタッフのひとりから質問されました。

 先生、しそうこつきゅうしゅうって何ですか?と。

 その子は歯科助手で、以前は当院の患者さんでした。自分のカルテに書いてある内容が気になったそうです。

 しそうこつ=歯を支えている部分の骨。きゅうしゅう=吸収。

 正確に言うと、親知らずが腫れて炎症が起きているときに撮ったレントゲンについてのコメントなので、「炎症性骨吸収」と記してありました。

 ※歯根周囲の組織の炎症は主に陰影像となってレントゲン写真に写ります。歯周病は最たるものです。

 聞かれた瞬間、すらすらと回答するのがためらわれました。変に恐怖心を煽ると思ったからです。現在無症状、なおかつ過去の話なので、「軽い炎症のことだよ」とはぐらかしました。

 そのとき、患者さんに実際、レントゲンを説明する時も注意しなければいけないと思いました。毎日我々は医学用語で患者さんの状態を記録します。「骨破壊」「褥創性潰瘍」「歯髄壊死」など…。漢字で書くとビビります。
 勿論話し言葉では分かりやすく変換します。しかし「骨が溶ける」「入れ歯で顎が擦られて傷になる」「神経が死んだ」とやはり怖い表現になってしまいます。勿論自覚を促すために意図的に使うこともありますが、時と場合によっては、患者さんはマイナスの感情を抱くと思います。

 情報を正しく分かりやすく、なおかつ怖くないように。ボキャブラリーを鍛えないといけないと思いました。

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